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ゆうちょ銀行での相続手続き

  • 文責:所長 弁護士 古田裕佳
  • 最終更新日:2024年4月3日

1 手続きにかかる期間

ゆうちょ銀行での相続手続きは、口座の名義人が亡くなったことを申し出てから手続完了まで、スムーズに進めることができれば、だいたい1か月程度で終えることができます。

相続手続きは、亡くなった方が利用していた郵便局だけでなく、全国どこのゆうちょ銀行の窓口でも対応してもらえます。

以下では、ゆうちょ銀行での相続手続きについてご案内します。

2 相続確認表の提出

ゆうちょ銀行所定の「相続確認表」を、お近くのゆうちょ銀行窓口に提出します。

この時点で、被相続人名義の貯金口座は取引停止となり、口座からの入出金はできなくなります。

「相続確認表」は、ゆうちょ銀行のホームページから印刷するか、郵便局の貯金窓口でももらうことができます。

相続人の情報や記号・番号(口座番号)など、記入項目が多くありますので、手元に資料がある状態で記入するのがよいかと思います。

参考リンク:ゆうちょ銀行・相続手続きの流れ

3 必要書類の案内

「相続確認表」を提出してから約2週間程度で、必要書類の案内が郵送されます。

同封されている案内に従って、提出書類を準備します。

不明点がある場合には、案内に記載されている担当部署へ、電話で問い合わせてみるのがよいかと思います。

問合せの際には、案内に記載されている「お客様受付番号」を伝えるとスムーズです。

4 書類の提出

案内に従って必要書類を準備したら、ゆうちょ銀行の窓口へ提出します。

原本書類を返却してほしければ、その場でコピーを取って、すぐに返却してもらえます。

提出した窓口から相続手続きの担当部署へ書類が引き継がれます。

提出書類に不備があった場合には、後日、郵送で案内が届きます。

5 手続完了

不備がなければ、書類提出から約2週間程度で手続完了案内が郵送されます。

現金での受け取りを希望した場合は、ゆうちょ銀行の窓口へ受け取りに行くことが必要になります。

6 手続きをする際の注意点

⑴ ゆうちょ銀行は郵送での手続きに対応していない

そのため、一度も窓口へ出向かずに手続きを完了することはできず、少なくとも2回以上は出向く必要があります。

ただ、支店数が限られている金融機関とは異なり、郵便局は全国にあるため、仮に亡くなった方が遠方の郵便局で口座を開設していても、あまり問題にはならないと思います。

もっとも、書類に不備があれば何度も窓口へ足を運ばなければいけないので、提出前にしっかり準備と確認をするのが大切です。

⑵ 口座の解約金の振込先には他の金融機関の口座を指定できない

解約金を振込みで受け取る場合、解約手続きをする方がゆうちょ銀行の口座を持っていなければ、現金で受け取るか、新たに受取人名義のゆうちょ銀行口座を開設する必要があります。

⑶ 時間に余裕を持って窓口へ行く必要がある

窓口へ書類を提出すると、窓口の職員がその内容に一度すべて目を通すため、ある程度の待ち時間が発生します。

日によっては窓口自体が混み合っていることもあるので、時間に余裕を持たせて予定を立てていただくことをおすすめします。

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